高圧ケーブル端末処理
お疲れ様です!!
一発目のネタは電気屋さんらしいネタでいこうと思います。
「高圧ケーブルの端末処理」です!
なぜ端末処理が必要なのかは、皆さんで検索してください。
今回は画像を交えて施工方法をお伝えしたいと思います。
まずはケーブルシースの剥ぎ取り!ストリッパーがあると楽です!
相色別テープを忘れずに貼ります。
銅テープと半導電層テープを剥ぎ取ります。取説に細かい寸法の指定があるのでそれに従って行います。テープの切断もちょっとコツがいります。
ACPテープ(半導電性テープ)を巻きます。
接地リングを取り付けます。ちなみにこのタイプははんだあげが無いタイプです。
現場での施工的にもこれのほうが良いですね。
端末のストレスコーンを挿入します!その際に絶縁体を十分に清掃し、附属のグリスを擦り込みます。
こんな感じです。
シールド用の接地線のテーピングを行います。
絶縁体本体をエフコテープにてテーピングします。
ん~。80点くらいかな!
このテープ巻ですが、私が講習の時、ハーフラップ巻き(ググってね)で反復でよいとのことでしたが現場によって1往復巻くとか言われたり?
今回は1往復巻きました。
そんなこんなで完成です!地味に時間が掛かります...。
今回は休憩も交えつつ2時間でした。
あとはこれを現場に持ち込んで長さを合わせて切断、接続を行います。
今回はとある工場の饋電盤から第一電気室への高圧ケーブルの更新なんですが、キュービクルのピットから直接通線が可能なため片方を端末処理しちゃいます。
やはり現場での労力をいかに減らして工事行うかが重要ですね。
事前に準備できるものは準備しておくことに越したことはありません。
ちなみに端末処理を行うと結構ゴミがでます。
散らかさないようにこういうゴミ箱があるといいですね。
終わり!!!
第2G染野